Open Work
「開かれた作品」
stateは、自分の中で明確に、サービスインを目標としたプロジェクトではなくて、設計段階から、使ってくださるユーザーの皆様の反応や意見を取り入れて変化していくものとしてイメージしていました。もちろん、誰も使ってくれなかったらそれまでだったんですが、幸いにも結構な数の皆様に使って頂ける感じにはなったので、随時、臨機応変に改善を続けています。改善内容の詳細は次項に譲りますが、stateを私の「作品」とするならば、運用し続けることで永遠に完成しない作品、という考え方でつくっています。(中略)当初、私はこのプロジェクトを、アート作品のようなものと位置付けて始めて、では、アートとしてこれがどう位置づけられるのかを知りたくて、あんまり興味がないアート業界の文脈を追いかけてみたりしました。結果、stateのようなものをアートとして仲間に入れてくれるような空気は特に無さそうだなーという感想を持ってしまったのですが
そんなことねぇじゃねぇか